公道デビュー作業 HONDA CB750 FOUR K2
昭和47年製作のバイクです。
この作業をさせていただくにあたり各バイクメ~ン先輩から
CBの4本出しはええ音すんぞ~ といろいろ聞かされてきました。
僕の記憶が確かならばOHC4気筒ナナハンに乗ることも無番マフラーの音を間近で聞くことも
初めての経験。
エンジンを搭載したら組み立て作業加速。
ポイントキットは純正新品。
エンジンガードはOVER RACING製です。
純正をベースに製作し直していただいたオイルホース。
リアサスペンションはオーナーが見つけてきた
ワークスパフォーマンス製。
ホイールは前後Hリムにチューブレス加工。
傷のあったジェネレーターカバーは
グラインダーと手で研磨。
昭和47年の配線類は
NEW配線に交換&製作しています。
キャブレターはKEIHIN CR31
新品内部確認と燃料ジョイントの位置変更。
装着。
始動の確認がとれたら
車検。当然一発合格。なのだ。
そしていよいよ試乗&セッティング
日本の公道を初めて走る日本車。
各バイクメ~ン先輩のおっしゃる通り4本マフラーいい音してます。
なにより僕はOHC4気筒の乗り味に感動した
DOHCのスムーズさとは別物。
4本出しで際立つと思いますが各気筒の爆発を感じながら走る。
加速も十分。しかし右手の捻り角度に対してバイクが先行しない。
なんだろうこの感覚、昔体験したような、ん~初体験なのか?ん!
そう。感じたのはモーターサイクルの基本的な楽しさである。
ハーバーハイウェイを走りながらセッティングの手直し箇所を想像する。
キャピキャピした若いアベックが背後を通過する。
レディース 『 何やってるんやろ?あの人 』
メンズ 『 ん~壊れたんちゃう? 』
これは路上セッティングだ。この真の意味が君達にも分かる日がくる。くる?
ピッチピチのギャルが正面を通過する。
チラ見してすぐにスマホに視線を戻す。
気持ち悪いオッサンだと思わないでくださいm(_ _)m
数回の手直しで乗り易いところまできました。
3/4開度以上の調整は次のオイル交換後に実施します。
六アイうろうろ。
一旦工場に戻って工場での手直し作業をし、外していたパーツを付けて
最終チェック。
しかし楽しいバイクだ。
そして陸運局、甲子園警察、路上、いろいろなバイクメ~ン先輩から声をかけられる。
神戸水上警察署でも警察船上の署員さんから注目の的だ。
この
K2が
こう
なりました。
乗車姿勢は人間工学に基づき設計。
流石、疲れず乗り易いです。
いいと思います。
S様 たいへん長らくお待たせいたしました。
お時間いただきありがとうございました。
それでは
はりきってどーぞ!
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