796 DRY CLUTCH
クラッチカスタム作業 DUCATI MONSTER 796
乾式クラッチ化
近所を走行して
各合わせ面からオイルが滲み出た。
走行後にレリーズロッドを抜くと分かるが
シャフト内に入ってくるオイルは少なくはない。
液体ガスケット塗布では脱着の度に漏れないか不安が残るので
対策を練って
Oリングを仕込むことに決めた。
先ず
ハブの奥のカラー
シャフトに嵌める奥のOリングは
796と乾式クラッチの組み合わせでは意味をなさないので
そこは無し。
テーパーワッシャーも抜くので
ワッシャー寸法をプラスした寸法でカラー製作。
奥のカラーとハブの当たり面。
表のカラーとハブの当たり面。
表のカラーとスペシャルナットの嵌め合い部分。
スペシャルナットのシールを含めれば
合計4カ所のシーリング。
奥のカラーをセットして
組み立て。
試乗
惰性で進みながら1速や2速に入れた時
レバー側に少し動きを感じる。
これは長さ調整に仕込んだコロの動きかもしれない。
切れ、繋がりは問題なし。
外側から見た状態ではオイル滲み出しはない。
レリーズ側が少しウエット。
これはエンジンオイルかクラッチフルードか。
少し六アイをウロウロして帰店。
漏れてないよ~\(-o-)/
OK。
製作した各部品を表面処理に出します。
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叡知の塊ナットに感服しました‼️本家ドゥカティが技を盗みに来たり、他の湿式ドゥカティ乗りが乾式化に駆け込んで来るかもしれませんね😁
楽しみに待ってます‼️
投稿: ueda | 2020年10月22日 (木) 21時05分
uedaさん いつもありがとうございます。
uedaさんご安心ください!たぶん誰もやりません!日本では、あなただけです(笑)
海外にはやってる人がいるそうですよ!
投稿: | 2020年10月22日 (木) 22時14分