CB250 EXPORT
エンジントラブル修理 HONDA CB250 エクスポート
夏の高速道路上で
2番ピストンに穴が開いてしまった。
溶けたピストンや傷んだカムチェーンテンショナーローラーのことを考え
クランクケースも確認しておこうということで
点検
オイルポンプはピストン、ボデー内壁とも酷い摩耗、傷はありません。
ポンプの真下辺りにテンショナーローラーのカスと少々アルミ、少々液体ガスケット。
全体的には状態のいいエンジンです。
この黒い汚れが取れない
洗浄台でもエンコンでも取れないので
匠に教えて貰った洗浄液を試す
漬け置き。
翌日。
液から取り出しブラシで洗う。
なんてこった。
素晴らしい洗浄液じゃないか。
これからはこれだ。
ミッションの状態は良好。ドック部に厳しい摩耗はありませんでした。
各部洗浄したら
クランクケース組み立て
カムチェーンテンショナーとガイドのローラーは新品に交換。
これが付いていたローラー。長く使用すると致し方ありません。
ヘッドはバルブのすり合わせのみです。
カムとロッカーアーム。
カムに少し摩耗がありますがカムは手に入りません。
使用できないレベルではないので
今後も今まで通りオイル管理をしっかりしていただければと思います。
組み立て。
どういう風に腰を守って車載しようかと考えていたら
キャプテンご来店。
硝子の腰のキャプテンと硝子の腰の私で車載しました。
キャプテン助かりましたありがとうございました。
今回一緒に発電系も見直してみよということで
手に入れた新品ステーターコイルとマグネット
元々のマグネットには4Gの刻印。手に入れたものは7K。
取付位置は同じでしたので
装着してみましたが
以前の電圧と然程変化がなく、泣く泣く元に戻して
組み立て。
プラグの番手は1番上げました。
いい雰囲気です。
工場内作業が完了し
試乗
プラグの焼け色は危険なレベルではありませんが
慣らし後の走行に備えて濃いめに振ろうと思います。
オーナーが戻るまで何回か乗ってみます。
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