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2019年12月 9日 (月)

KSP 腰上の巻

DUCATI 900SS ベベル 

KSPエンジンの組立

今回シリンダーとヘッドの作業は井上ボーリング御中にお願いした。

何故なら

Img_7241

ICBMシリンダーにしたかったからである。

Img_7242

減らないシリンダーICBM( Inoue boring Cylinder Bore finishing Method )

製作したアルミスリーブ内径にメッキをしたシリンダー

Img_7245

詳しくは井上ボーリングさんのHPをご覧ください。

30万キロ乗るというKさんにはベストチョイスのはずだ。

ニカジルメッキシリンダーの採用されたベベルは10万キロ走っても

シリンダーは問題ないと会長がおっしゃっていた。

会長のベベルは10万キロを優に超える。

メッキシリンダーではないベベルは5万キロで

スリーブ内面の段差が手、いや目ではっきり分かるくらい減っている。

恐るべしメッキシリンダー

そのシリンダーを

Img_3020

塗って

Img_3023

研ぐ。

このシリンダーの中で動くピストンは

Img_3165

TRESTLES 御中の 87mm 鍛造ピストン

Img_3166_20191209011801

Img_3167

組立まで待機。

そしてシリンダーヘッド

Img_3074_20191209011501

研磨したバルブはWPC + MOS2

組み付け前にすり合わせ

Img_3075

キレイに1本当たり面が現れます。恐るべし井上ボーリング。あたりまえだ。か。

今回使用するカムはKさんからお預かりしたイモラカム

Img_3077

当たることは無いと思うが

かなり接近するヘッドの内壁は一部削っておいた。

ヘッドのベアリングも全て交換。

このヘッドを構成する部品のセットアップにも多数シムを使う。

ベベルギヤの当たりもシムで調整する。

Img_3085

Img_3086

カム側とクランクケース側でもこのベベルギヤの当たり調整は必要なのである

クランクケース側はベベルギヤのホルダーブロックごと上下させて

クリアランスを調整できるようになっている。

これはリングプレートシムと併用するため

何とも気の遠くなるような調整作業の連続であるが

奥が深くて萌える作業だ。

同じくマニュアルには 『 いいように組め 』 としか記述がないので

自身を信じて調整するしか道はない。

ヘッド側カムの適正位置出しとベベルギヤの調整確認ができたら

各ロッカーアームの位置を適切な位置にセット

シムシムシムシムシム!

Img_3080

各バルブにOPENとCLOSE 各2本がセットされるので1つのヘッドで4本

Img_3089_20191209012101

前後シリンダーで合計8本のロッカーアームの位置が決まれば

Img_3092

OPEN、CLOSEのシム調整

バルブクリアランスである。

Img_3078

これはCLOSEのスプリング

左が新品。

ヘッドの作業に関してバルブシムの入手というのが今までネックであり

こつこつ集めたシムが

Img_3108

これ。

上2段がOPENで下がCLOSE

このくらいの数では何もできない。

一回一回注文していては作業が途切れてしまい効率が非常に悪い

しかし一気に揃えるなんて到底無理な話。

だが今回はこの効率の悪さを打開するべく

測定してチョイスしたシムの上下数個を海外へ注文した。

要はこれの繰り返しだ

日本のベベルの匠は皆こうやってシムを集めたと思う。

だから1個とかの販売なんて、まっぴらごめんなのは当然の話だ。

その1個を取り寄せるのに英語でやり取りするだろうし

送料も結構かかる。

こらからは自分で探して買うことに決めた。

先ずはOPENが届いた

Img_3164

これでKさん号のOPENは調整しながら組むことができる。

しかしOPENシムだけでこのケースが満タンになるまで集め続けなければ

今後、効率のいい作業はできない。

宝くじが当たったらシムを買おう。

来年の目標の一つはベベルのシムを充実させることに決めました。

注文したCLOSEが届き次第、ヘッドを組立ます。

KITAGAWA MOTOR CYCLES

庫県神戸市東灘区魚崎西町3-4-6

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