ZX400D 1985
点検 修理 メンテナンス作業 KAWASAKI GPZ400R
硬化して変形したインテークダクト
硬化していたのは1番キャブのダクト。
有り難いことにまだ純正新品が出ました。
4気筒共通品番で注文時はカワサキモータースジャパンにまだ在庫69個有りです。
交換。
続いて
車体のグリスアップ
フォークを外していますので折角のこのチャンスに
ゴロゴロ感は無いが動きが軽過ぎたステムのチェック
レース側の面は上下共に傷みなく良好
グリスは古くなっていますので洗浄して
NEWグリス
アンダー側もNEWグリスで組立。これで重くなく軽くなく。
動きの渋かった
リア周り
ボルト関係は所々錆が発生しております。
ベアリングやインナーカラーは状態良好でしたのでこちらも清掃して組立。
スウィングアームのガードチェーンと両サイドのキャップは販売終了。
清掃して再使用しています。
美しくなりました。
リアサスのエアー圧は標準が大気圧
範囲は0~2.0kg/cm2 。一先ず0にしています。
問題のフロントフォーク
AVDS(オートマチックバリアブルダンピングシステム)
ピストン上部のバルブはTCV(トラベルコントロールバルブ)
圧側の減衰力を働かせます。
ADV(アンチダイブバルブ)は販売終了
装着されていたADVはADA(アンチダイブアジャスタ)のダイヤルがバカになっていて
調整ができません。
そのままではフォークの動きが重く、ADVからのオイル漏れなど今後のトラブルも考えられますので
KADVCC(キタモアンチダイブバルブキャンセルキャップ)の製作
16mmドリル改 16mmエンドミルでOリング溝を掘る
ドリルの改造を考えながらケガいていたら、材料が勿体ない取り方をしてしまった。
KADVCC
ボルトを締めていない状態でのこの浮き加減。
ガスケットには真似できまい。
装着。
キャップ取り付けに伴い、内部ピストンを加工してフォーク組立
フォークオイルは指定よりも少し硬めをチョイスしました。
ようやく着地。
キャブレター同調。
K様 お待たせしております
一部追加部品がありましたので
届き次第組み立てます。
KITAGAWA MOTOR CYCLES
兵庫県神戸市東灘区魚崎西町3-4-6
TEL 078-806-8757
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