定期点検 修理 メンテナンス作業 YAMAHA XJR1300 RP01J
キャブレターの組立

洗浄と要交換部品を交換
交換はゴム類くらいで金属部品は状態良好です。
ご希望の

スロットルスプリング交換
左が旧、右が新。線径が細くなっていてスロットルの重さが軽減される。
ただスロットルの重さというのは
いろいろな箇所が影響しますので

この辺りも組み直しました。プラスチックスペーサーは外しました。
ACTIVEのケーブルはいろいろ選べて好きなのだけれど
梱包の仕方があまり好きではない。
小さい袋に入って届くからだいたいのケーブルは一か所軽く折れ曲がっていて
届いてすぐにパッケージを開けて吊るしヒートガンで伸ばすが
その曲がり癖はなかなかとれないのである。
Iさん号も同じ個所に癖がついている。
FCRに戻って

左が新品の浮動バルブリップシール。
分かり難いがリップの張りが旧シールと全然違う。

ベストジェッティングが分からないので
一先ず付いていた状態へ戻す。
フロートレベルH寸法が大きく逸脱していたので適正値に調整しています。

組立。
問題のスロットルポジションセンサー(TPS)
純正とFCRがカプラ違いの為
全開状態で固定して装着していたとのことですが
XJR1300はTPS抵抗値が正常でなければタコメーターで異常を知らせるシステムになっていて
タコメーターの針が変な動きをする。
ということで
3極ある電線の内、抵抗値が近い線を純正とFCRで選んで

プロらしく三角3ピン防水カプラで繋ぎ直しました。
作戦1でやってみますと、かっこよく言ってみたが
要は、青ー青 黄ー黄 青/黒ー黒 と
同じ色の線を繋いだだけなのである。
で、XJR1300は
TPSの位置が正常かどうか
TPS調整モードで調べることができる。
1998年にこういうシステムを導入していたヤマハ発動機恐るべし。

正常な位置ならタコメーターの針が5000rpmを指します。
準備が整ったら
始動
オイルの圧送を確認、その他いろいろ確認。

最近、陸運支局は駐車場が満車で停められません。
四輪、二輪業界に何かが起きているのか。起きていてほしい。
無事に1発合格したら

簡単に近所だけ試乗。
作業前の乗り難さは消えました。
タコメーターの動きも正常です。
ただスロットル1/8開度までが少しボコついて乗り難いので
規定値のFLに対してSJの関係性を見直す必要がありそうです。

I様 天候みて試乗調整作業を開始します。
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