カスタム メンテナンス作業 SUZUKI TL1000R
この機会に各所メンテナンス
モロモロのインテークスポンジは
NEWスポンジに交換。
冷却系統
ホース、サーモ
錆びたユニオンコネクタホースも交換。
インマニOリングも交換して
装着。
ウォーターポンプメカニカルシール
劣化が進んでいます。交換。
装着。
オーナーから送られてきた
アクスルシャフトもクロモリに交換
ここから加工作業
ナンバープレートのステー製作
フェンダーレスのインナーに穴を開けてフレームから吊るします。
リフレクター&RIZOMAウインカーの
マウント製作。
角度とリフレクターが大人を演出。
ナンバー照明はDAYTONA製の傘付きLEDランプ。
組み上がりまして
オーナーと初期の設定を行う
フロントはオーナーの体重、使用用途をオクムラ御中に伝えてセットして貰ってるので
工場内で触ったのはリアのOHLINSのみ。
試乗
恐るべし、スクーデリアオクムラMEチューニング&アドバンテージEXACT
ヒラヒラ走って路面に吸いつく。
普段よりペースを上げても全く恐怖感がない
まるで自身の腕が上がったようだ。
だがそこは勘違いしてはいけない。車体の性能が上がったのだ。
力量でコントロールできるラインを超えたら危険である。
走って感じたのは特にコーナー進入時のブレーキングから倒し込みまで以前と全く動きが違う。
姿勢を保ちつつそのままイン~コーナーリング~アウト
足元でライダーが乗り易いようにすべてを制御してくれているように感じる。
そして直線でのライン変更。シュッとバイクが動く。
少し気になった動きをリア側で調整しただけであとは初期設定のまま。
僕はだいたい表六甲のヘアピンで 『 おわっ 』 となるのだが
この日は何も無かった。俺、上手いな・・・ちがうちがう。
ベルリンガーラジアルマスター、ブレーキ&クラッチもいい感じ。
表六甲から東六甲へウロウロ
『 なんやあまり見かけん単車やな? 』
『 これはV型か? 』
ライダーでもドライバーでもチャリダーでもハイカーでもなさそうな御仁に声をかけられる。
『 わしは昭和30年から六甲山に住んどる 』
出た!六甲大将!
『 昔は舗装路なんぞ無かったんや、3輪の轍が15~20センチ掘れてたんぞ 』
『 そこを単車で走るんや、どないなるか想像つくやろ?おぅ?お~そ~や 』
『 軒下の単車貰ってきて、ヘッドを削って圧縮上げてな、クランクのメタル位置変えて
ロングストロークにしてな、これでもか!って改造してな
エンジンがボカンッ!言うたらしまいや。中身どうなってるか想像つくやろ?おぅ?お~そ~や 』
今ではたぶん一番永く六甲山にお住まいだそうです。
『 たぶんな。 』
たぶん一番永く六甲山にお住まいのすごい人との出会いだ。
大将に会釈して試乗再開。
下りだろうが上りだろうが平地だろうが
とても乗り易い。やはりホイールとサスペンションの効果絶大。
試乗が完了したら
キングデザインさんも 『 このスペースに貼れる? 』 と心配してくれた
特製KITAMOステッカーを貼る
考えて考えて考えて
最後は勢い
やりましたね
やりました。こんなに大きくロゴ、うれしいかぎりです。
TL1000Rのロゴステッカーは
オーナー職場の同僚たっちゃん先輩の彼女の手作り。
手で切ってシートを重ねて作ったステッカーです。すごい技。
KITAMOロゴは文字と枠だけなのに枠内の色が枠外の色と変化して見えるのは不思議だ。
あ~かっこいい。
オーナー
ヒューヒューだよー
チラっ。グヘヘヘ。
作業完了
たいへんお待たせいたしました。
お時間いただきありがとうございました。
運転ご安全に。
KITAGAWA MOTOR CYCLES
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